キッチンリフォームの豆知識
キッチンリフォームのポイント
毎日使うキッチンは、心地よい空間でありたいものです。
家事導線が考えられている、使い勝手の良いなど、ライフスタイルや用途にあわせたキッチンにするだけで、日々のキッチン生活が楽しく過ごせるようになります。 デザインは人それぞれ好みがあると思いますが、キッチンリフォームのポイントは導線設計にあると思います。 家族構成、ライフスタイルなど用途に応じて、作業効率・導線設計を考える事で、使いやすいキッチンにリフォームする事が可能です。 ジースリーでは食を大切に、家族との食事がなによりも幸せと感じる事の出来るキッチンリフォームを目指しております。 キッチンをリフォームする際の知識として下記をご活用頂ければ幸いです。
キッチンスタイル
キッチンをリフォームする際、ダイニングやリビングとの空間とどのように繋げるかによって使い方が変わってきます。 キッチンは「独立型」「オープン型」「対面型」と他の空間との繋がりで形態も様々で、また「I型」「II型」「L型」「アイランド型」などのタイプがございます。 ここまで隠したい・見せたい、料理に専念したい、家族と交流できる場所にしたいなどライフスタイルや用途に合わせていくことリフォームプランを考えることが大事になります。
キッチンレイアウト
キッチンのレイアウトは4つの基本型と配列と、壁に対する配置の仕方による3つのタイプをどう組み合わせるかで決まります。キッチンをリフォームする際、使い方が一番のポイントですが、タイプによって必要なスペースが異なるため、キッチンの広さも考えながら最適なレイアウトを選びましょう。
キッチンのサイズ
使いやすいキッチンにリフォームするためには、使う人に適切なサイズであることが重要です。 一般的なシステムキッチンは、基本サイズが決まっているのでその中から体格に合わせて選びましょう。
フロアユニットの奥行き
壁付けでは65㎝が一般的で、ほかに60㎝と75㎝タイプも。間口が取れない場合は、奥行きがあれば作業スペースが広がります。ペニンシュラやアイランド型では、90~120㎝が多く、最近では狭い空間に対応したスリムな75㎝タイプも登場。
フロアユニットの間口
一般的なI型システムキッチンでは、幅240・255・270㎝が主流。この数字はシステムキッチンの間口大半が15㎝ピッチのユニットの設定のためです。キッチンの間口は、作業スペースとシンク・コンロのスペース配分で作業効率が変わります。
ウォールユニットの高さ
デッドスペースになりがちなウォールユニットは、使いやすい高さに設置することが大切。システムキッチンの場合は、高さ50・60・70・90が主流。身長やスペース、収納したいアイテムに合わせて選びましょう。
フロアユニットの高さ
一般的には「身長÷2+5㎝」という計算式でフロアユニットの高さを割り出します。最近では、身長が同じでも肘の高さが違うことから「立ったときの肘の高さ-7㎝」という計算式も登場。自分にとって使いやすい高さを選ぶことが大切。
キッチンのスペース
キッチンをリフォームする際、レイアウトは作業効率、動きやすさを考えて配置しましょう。
ワークトライアングル
キッチンの動きやすさの目安としてキッチンの長さを視覚的に表した「ワークトライアングル」があります。作業の基本となるシンク・コンロ・冷蔵庫の3点を結んだ三角形のことで、その一辺の距離が2歩程度、3辺の和が3.2~6mが使いやすい距離とされています。
通路の幅
キッチンの背面に収納がある場合やⅡ列型の場合は、通路の幅も検討が必要。一般的には、85~90㎝で、このサイズなら振り向いて手が届き、後ろを人が通れます。キッチンに1人だけなら75㎝でもOKですが、開き戸のユニットには注意が必要です。また、2人で調理する場合は120㎝程度確保しましょう。
浴室リフォームの豆知識
浴室のリフォームには、「在来工法」と「システムバス」の2種類の方法があります。
浴室の不満点や改善点、目的に合わせた製品選びがポイントです。 浴室リフォームで失敗しない為にも、しっかりとポイントを抑えておきたいものです。浴室は体の汚れを落とすだけでなく、一日の疲れをリフレッシュする為の時間を過ごす、癒しの空間でもあります。その為開放的な作りにすることが大切になってきます。
また、汚い浴槽ではリフレッシュすることなんて出来ません。きちんと綺麗な浴槽を保つことも重要なポイントとなってきます。そして、デザインや開放的な面ばかり目が行ってしまい忘れがちなことが、体の安全性についてです。浴室内は家庭内で一番事故が起きやすい場所と言えます。事故には十分気を付ける必要があります。 ここではそんな浴室リフォームのポイントをいくつか挙げさせて頂きました。是非、ご参考・ご活用頂けますと幸いです。
在来工法
浴槽や水栓、内装タイルなどパーツを自由に選べるので個性的な浴室がつくれ、サイズも自由にできます。部分的なパーツリフォームも可能。
システムバス
仕上がりの良さと短工期で浴室リフォームの主流です。戸建住宅用の製品は、0.75坪・1坪・1.25坪のほかに1.5坪やメーターモジュール対応サイズを用意しているメーカーもあります。
価格・デザイン
システムバスは、メーカーにより差はありますが、それぞれ異なる基本アイテムを備えた標準タイプをグレード別に用意していて、それをベースにアイテムが追加・変更できます。選ぶ素材・色・パーツにより価格も変わります。
安全性・機能性
家族みんなが使う浴室は、安全性も重要です。安全性に配慮したバリアフリー仕様を取り入れましょう。また、使い勝手の良さなど機能面も要チェック。
防汚性・清掃性
湿気が多く、水アカやカビが付きやすい浴室はお掃除が大変です。汚れが付きにくく、お手入れが簡単な素材や換気設備がおすすめです。
省エネ性
たくさんのお湯を使う浴室。おサイフにやさしい暮らしの為に省エネアイテムを選びましょう。
リラクゼーション機能
バスタイムをより楽しく、リラックスできるプラスアルファの設備。自宅で手軽にスパ気分を満喫。
浴室の安全性を考えてリフォームする
在来工法の浴室は、水返しのために浴室の床が15cm程下がっています。その場合は、床にスノコを敷いて段差の解消ができます。ただしスノコが動くと危険です。滑らないようにサイズをきちんと合わせる事、掃除の時に簡単に持ち上げられるように分割しておくと良いでしょう。
浴室では裸になります。事故が多い場所でもありますので、冬はあたたかく、手すりの取り付けや段差の解消によって安全な浴室にしておきましょう。
注意点としては、タオルかけの取り付け位置です。掴まりやすい場所にタオル掛けを付けてしまうと、いざという時についそこを掴んでしまいます。タオル掛けは手すりと違い体重を支えるような構造にはなっていませんので、つかむと大事故につながります。取り付け位置には十分に注意して下さい。
トイレのリフォームの豆知識
トイレリフォームのポイント
トイレはキッチンや浴室と同様、毎日使用する場所です。使用頻度が高いことから、床や壁も劣化しやすいうえ、「狭い」「臭いがこもりやすい」「寒い」等の不満がある場合は、生活の質を大きく損なう原因にもなります。 水回りのリフォームだけに、リフォーム後、万一工事に不備があった場合は、被る損害も少なくありません。リフォーム会社を選ぶ際は、排水工事の専門知識を持った水回りリフォームに強い会社を選びましょう。 また、トイレの種類や内装についてある程度知識を持ったうえで、自分の家庭に合ったトイレリフォームを依頼することも大切です。
広さ、使い勝手で選ぶ設備
快適なトイレ空間のためには、使いやすい便器選びがポイント。コンパクトなタンクレスタイプなら、狭いトイレも広々使えます。
水回りに適した内装材
湿気や汚れが気になるトイレは、汚れが付きにくく、お掃除も簡単な素材が大切。
形状・サイズ・デザイン
便器と便座を別々に選べる組み合わせタイプ、便器と便座をひとつにした一体型タイプ、タンク部分を収納で隠した収納一体型などがあり、それぞれサイズや形状が異なります。
価格・機能性
温水洗浄だけでなく自動でフタを開閉、洗浄する機能、清潔さをキープする機能などさまざま。同じ製品でも機能で価格が異なるので、使い方に合わせて選びましょう。
防汚性・清掃性
汚れが付きにくく落ちやすい素材や形状の工夫、新しい洗浄方式で汚れ落ちをよくした製品でお手入れをラクに。
省エネ性
従来の便器より大幅に節水できる便器が登場しこの節水タイプが主流に。便座の節電機能も進化していて要チェックです。
トイレリフォームはその他の水回りリフォームと一緒に行うと効率的
水回りは、一戸建て・マンションともにリフォーム頻度が高い部位です。給排水管を共用していることも多いため、トイレリフォームをする場合は、予算が許せば浴室や洗面室、キッチンなどのリフォームも同時に行うと良いでしょう。 水回りのリフォームは、同時に行うことでリフォームの総費用を割安に抑えることができます。